大阪市中央区のアメリカ村で5月、飲酒運転の車にはねられ3人が死傷した事故で、
自転車運転処罰法違反(過失致死傷)罪などに問われた、美容師、白坂愛里被告(25)=公判中=について、
大阪地検は11日、より罰則の重い同法の危険運転致死傷罪への訴因変更を大阪地裁に請求した。認められれば、裁判員裁判で審理される。
大阪府警は、白坂被告が「飲酒で正常な運転ができなくなる恐れがあると認識していた」として
危険運転致死傷容疑などで送検したが、地検は「状況証拠が乏しい」として6月に過失致死傷罪などで起訴。
事故で死亡した看護師、河本恵果(けいか)さん=当時(24)=の遺族らが8月、訴因変更を求める上申書を大阪地裁と地検に提出していた。
地検は「遺族の指摘を受けて証拠を精査し、補充捜査を行った結果」と説明。
河本さんの母、友紀さん(43)は「戦いはこれから。やっとスタートラインに立ったという思いです」とコメントした。
変更請求された起訴状によると、白坂被告は5月11日未明、大阪市中央区で飲酒により正常な運転が困難な状態で車を運転。
自転車に乗っていた河本さんをはねて死亡させ、2人に重軽傷を負わせたとしている。