2015年月10月24日

真理さんの号泣・・・それでも「ありがとうございました」と繰り返し言ってくれました。

長野中3飲酒死亡事件の刑事裁判は控訴期限を迎えた。「控訴断念」これが、検察庁の答えだった。

...

最後まであきらめないと、東京まで出向き必死に控訴を訴えたご両親の言葉に
検察は最後まで答えることは無かった。

「同様事件の判決から、量刑を逸脱していない」
「判例通りの判決だ」
「検察庁の方針。組織としての決定だ」の言葉しか聞けなかったと・・・

「起訴状は、出来る限り事実内容をそぎ落として作るのものだ。」
「飲酒の事を入れても事故と関係がないと裁判所から削除されるから書かなかったことに問題はない」

そして、遺族からの質問には一切答えない。それが今の検察庁だ。遺族への対応だ。


『3月23日午後10時5分ごろ、佐久市佐久平駅北の信号機のない市道交差点で、
道路を歩いて渡っていた近くの浅間中学3年生和田樹生(みきお)(15)が乗用車にはねられた。
和田君は同市内の病院に運ばれたが、同11時40分に多発性外傷などで死亡が確認された。
佐久署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、御代田町の池田忠正容疑者(42)を過失運転障害の疑いで現行犯逮捕した。』

・・・と、事故を伝えた最初だけ加害者の名前が出ていたが
その後は、長野県のどの新聞を読んでも、被害者の名前は出しても、
加害者の男に対しては「男性」としか書いていない。なぜ?不公平。
犯罪者だし、有罪判決受けたんだから名前出しなよね。

逮捕された池田忠正(42)は、長野県御代田町の「来○建設」という土建屋の息子。

今回の事故は、父親の高級車「レクサス」(高い車種だと1000万也!!)に乗れたことが嬉しくて
車内装備に夢中になって、前方不注視でセンターラインを70cmもまたいで車を走行させ、
横断歩道を交通規範を遵守し渡っていた和田君を撥ね殺しました。

それも飲酒して、他の飲食店行く途中に。

加害者は、104mにも及ぶ前方不注視、16㎞以上の速度超過、飲酒運転、飲酒免脱行為、救護義務違反を犯しました。なのに、長野地裁佐久支部の三輪 睦裁判官が出した判決は

「禁固3年 執行猶予5年」ありえないでしょ!?裁判官、あんたの子供も殺されてみる?と思います。

樹生くんに何1つの落ち度はない。
そして、これだけの重罪でありながら、なぜ執行猶予判決だったかというと
大元の原因は佐久支部の担当検事 小林聖一としか思えない。

小林聖一検事は、起訴状に「前方不注視」しか記載せず起訴。
遺族は当然、何度も抗議したが、受け入れられず。
小林聖一検事は「これで実刑取れるんですと!」と言い放ったという。

で、結果は
「起訴状に書かれていない飲酒運転、速度超過や事後の被告人の行動(飲酒免脱行為)について裁判所としては過重し裁くことはできない」と実刑にならず。

すると、小林聖一検事は「実刑になる」と豪語しておきながら、執行猶予判決が出た途端
遺族との面談拒否、説明拒否を10日間も貫く、ありえない行動に出ました。

ふざけるなよと、法務省(全く話にならない省庁。税金泥棒公務員対応に余計イライラ)と
最高検(ここでは話が通じましたので)に話をし、上からの働きかけで
やっと長野地検次席検事・林享男検事が対応するも
「起訴状に問題はない」と、遺族を馬鹿にした言動に終始し遺族の質問には答えず
控訴については「検討中」のみ。

一罪一訴因の原則とか言ったらしいよ。知ったかぶって。
検事が意味も分からず、法律用語使うわ行使するわ、どうなってるんでしょうね。今の検事って。

遺族から10日間も逃げ回っていたやつらが、高検に対し「控訴」の話をしていたとは思えない。

絶対に嘘をついてると思い、地検は当然のこと最高検等々に上申書を提出し
長野地検佐久支部の起訴状内容の問題点を含め、対応のすべてについて問題だ!と
検察は即刻対応を改め、即刻控訴をするよう伝えつつ
ご遺族は、署名活動を必死に頑張っていました。

そんな中・・・

24日の控訴期限日に「控訴の可否」を説明すると言われていた遺族のもとに
祝日である23日、佐久支部検事・栗原検事から
「控訴はないから。まだ内緒なんだけど」と、嫌がらせともとれる電話が遺族のもとに来ました。

あり得ますか?考えられますか?検事が遺族に傷つける行為ですよ!

事件の経緯から考えても「前方不注視」のみでの起訴も支部長検事からの、嫌がらせ電話もあり得ないでしょう。裏に何がある?

人命救助より、運転飲酒と飲酒隠ぺいを優先させた行為を許す司法。
なぜ、執行猶予なのか? 殺人なのになぜ?

佐久地方裁判所の裁判官、そして検察官は何を考えてる?

喜んでるのは、殺人者なのに私たちと同じ生活ができる池田忠正元被告(とでもいえばいいのでしょうか?)
とその妻子、会社を営んでいるお父様でしょうかね。
このご家族たちが、今後殺人を犯した池田忠正 元被告人の監視指導を行うそうです。
近郊にお住いの皆さん、ちゃんと監視してくださいね。この家族を。



樹生君は、戻ってこない。

どんなに叫ぼうが、名前を呼ぼうが、声を聞く事も抱きしめることもできないご両親の想いたるや、計り知れない絶望と悲しみ苦しみばかりでしょう・・・

出来る事なら、同じ痛みと苦しみを味合わせたい。いや、それ以上の恐怖と絶望を加害者に・・・。

今回の検察庁の対応の全ては、非難されて然るべき。

そして殺人者を、何の矯正教育もないまま、刑務所に入ることもないまま
一般市民の中に戻す恐ろしいことをした。なんと恐ろしい・・・

だから、この国から車での殺人が減らないのだ。
加害者天国日本。飲酒運転寛容国日本にしているのは
検察庁なのかもしれない。いや。飲酒運転を許している司法のすべての人間だ。

1週間ほどで集まった署名数は、41.160筆(提出分)
今日もまだ届き続けているという。

この署名の数、民意に司法はどう答えるのか、私は聞きたい。

こんな検察官が許されるのか、厳しく問いただしたい。
犯した罪の全てで裁くのが、裁判ではないのか。
この裁判で、犯罪事実が明らかになっているのか?これが正しい裁判なのか必ず問いただす。

それが、私の今の思いです。





2015年10月21日  ~お母さんのブログより~

本日、判決後はじめて、佐久の担当副検事と面会することができました。


9月24日の上田の支部長検事の説明は、検察庁としての主張だけで、
私達が理解できる説明はありませんでした。

まずはじめに、未だミッキーに説明ができずにいる為「加害者の一方的な過失により、命を奪われた
15歳の息子が理解できるような説明をお願いします」と伝えました。遺影を持っていきました。

2時間半に渡り話しをうかがいましたが、結論を言えば、事前に言われていた通り
「支部長検事の説明以上の話しはない」という姿勢を崩すことはありませんでした。

今回の判決や、控訴しない検察庁に対し疑問を持ち、署名にもご協力いただいたSさんは、
疑問に思っている事を、メールで私に送ってくださいました。
私はそれを書面にし「これは署名に賛同してくださった、一般の方々が疑問に感じていることです」と提出しました





2015年10月22日

なぜ、地裁判決後10日間遺族との面談から逃げた!

なぜ説明せず、遺族の意見も聞かず逃げた!

そして、そのままシルバーウィークに突入させ...控訴せずの答えを出した!?

上級省とも話し合いもしてない最悪な長野地検佐久支部は、明らかに処罰されるべきだ。

これを上級省、法務省が許すなら裏で加害者との癒着を疑われても仕方が無い。