札幌陸運支局からの呼び出し・・・平成20年11月20

運輸会社との癒着関係を疑わせる回答の数々


提出した要望書に関し札幌運輸支局の出した答えは、理解できないものでした。
   なぜ、この声が届かないのでしょうか


  回答は以下の通り 

1、虚偽報告書に対しての答え

  ・「内容は事実とは異なる」が『虚偽報告とまでは言えない』

  ・新聞報道などで、事故に関する情報を集め、運送会社にも聞き取りしたが
   書類記載事項に「間違いはない」と言った。

  ・我々が事故の状況を把握してなかった事は認める。

  ・内容が事実と違うがそれが「処分逃れ」「監査逃れ」のためとは言えない。

 
  ・結果、この件に関しては運輸局としてする事はない


2、違法改造について
  
   ・これは「違反である」が、トラックの重量を図ることは困難なので・・・・・


3、過積載の常態化について
  
   ・これも「違反行為」であり、事実としてあったことは認める


2と3の違法行為に関しては、内部調査をすすめた上問題があれば
「通告してから監査に入る」
しかし、現在において違法行為が認められなければ、
「処罰は一切しない」


  

以上のような報告に納得できず、私たちは国土交通省へと話の場所を移すことに決めました。
平成20年12月1日、国土交通省に対し文書提出を行い回答を求
めました。

正直、肩透かしでした。
第一声が、「今日午前9時30分より無通告監査に入っています。今、真っ最中です」

国土交通省は、北海道運輸局・札幌運輸支局の対応に誤りがあると認め謝罪しました。
私たちは、一通りの回答を得て帰宅の途につきました。


しかし・・・・・監査から半月後に国土交通省に電話し現状確認をしたところ、
「国土交通省が責任を持って」と言っていたにもかかわらず、
監査後の全てを、また運輸局・支局に丸投げしていることがわかりました。

監査結果がいつ出るのかわかりませんが、監視の目を強くしていかなければ
結局、お役所仕事といいますか・・・
その場しのぎの対応で国民を馬鹿にしているということです。






2009/2/27  加害運送会社に2度目の「行政処分」。
3両145日の車両停止。
「虚偽報告」を含む20項目の違反事実の発覚。
累積点数は「事業停止」に相当するほどの悪質業者と判明するが
処分点数計算法で車両停止にとどまる処分内容。