事件から2年3か月でやっと起訴になるも起訴から5カ月 公判始まらず
2006年1月26日に道内2例目(過失事件では初)の
公判前整理手続きに適用を通知されました。
*****************************
初公判は2006年6月1日札幌地裁岩見沢支部にておこなわれました。
美紗の裁判傍聴を求めた理由
犯罪被害者遺族の疎外感からと警察、検察での不当な扱い・・・
そして公判前整理手続き
美紗は事件の『当事者だ』しかし「当事者」ではない私たちはいつも『蚊帳の外』
「当事者は加害者だけじゃない」 「美紗も当事者。権利も尊厳もある」という思いからと
あと1つ重要な理由は、
私たちは司法取引ともいえる事を検事から言われていました。
「美紗さんが横断終了していたとするならば、起訴はできない」
「警察の初動捜査で作成した実況見分調書を否定することはできない」
「美紗さんは、横断中だったという事に納得してくれたら起訴します」
と言われたのです。
警察の実況見分調書図面は3枚あります。衝突位置がずれていき、
見落としていたブレーキ痕を書き足しているからです。
そのことを指摘しても
「道路を渡り終える寸前までしか、そしてそれはまだ横断中であったとするなら」
「それとも不起訴か罰金でもいいですか?」
自転車の左側にトラックの塗料が付着しているのに、横断中に右からはねられた事にするのです。
返事はいったん持ち帰り悩みましたが、不起訴や罰金だけは許せない
美紗にたくさんの「ごめんなさい」を伝え「横断終了直前」でならと、起訴を取りました。
それが正しい事なのか未だ分かりませんが、加害者を被告人席に座らせ
司法判断を美紗と共に聞きたかったのです。
美紗に「それでもお父さんお母さんは命かけて闘うから」と誓った
その姿を見せたかったからです。
****************************

*****************************
二○○三年九月、空知管内南幌町で同町内の中学三年生白倉美紗さん=当時(14)=が
トラックにはねられて死亡し、
業務上過失致死罪に問われた男性(45)の公判で、札幌地裁岩見沢支部(岡部豪裁判長)は
十九日までに、両親が美紗さんの遺骨と共に公判を傍聴することを認めた。
遺骨の法廷への持ち込みを認めるのは、全国的にも極めて異例という。
両親は「未成年の間は親元に居させてあげたい」と、美紗さんの遺骨を納骨せず、自宅に安置してきた。
今年二月、札幌地検岩見沢支部を通じて美紗さんの遺骨の傍聴席の確保を要望し、同支部が認めた。
同支部は今回の判断について「裁判長の裁量で認めることにした」としている。
裁判は、争点を事前に整理する公判前整理手続きが進められ、六月一日に初公判が開かれる。
法廷への遺影などの持ち込みは、「被告人に精神的な圧力がかかる」とする法曹関係者が多かった。
しかし、ここ数年、犯罪被害者の権利確保の観点から遺影持ち込みを認める例が増えており、
最近では長崎県で位牌(いはい)の持ち込みを認めたケースもあった。
ただ、遺骨の持ち込みは、希望者が少ないこともあり日弁連犯罪被害者支援委員会の番敦子副委員長は
「全国で初めてではないか」という。
父親の博幸さん(34)は
「美紗本人に、事故の事実が明らかになる裁判をきちんと聞いてほしかった。
傍聴を認めてもらえてうれしい」と話している。
「真実を知りたい」「なぜ死ななければならなかったのか」
遺された親なら必ず思うこと。
しかし「当事者」ではない私たちはいつも『蚊帳の外』
「当事者は加害者だけじゃない」「美紗も当事者。
権利も尊厳もある」