地検は訴因を危険運転致死罪に変更! 
   
これまでのご遺族と代理人弁護士、そして支援の連絡会遺族の要請が奏功しました。

旭川での飲酒運転被害事件(中島朱希さんが犠牲になりました)の訴因変更問題ですが、、
正しく危険運転致死罪(自動車運転処罰法2条1号)への訴因変更の方針が、代理人弁護士への電話を通して伝えられたとのことです。
詳しくは明日(8日午前中に)旭川地検から遺族と弁護士に直接説明があるとのことです。



HBC「今日ドキッ!」 7月7日(木)18時04分

旭川飲酒事故…検察「危険運転」適用へ
  
遺族の訴えが検察を動かしました。
今年5月、旭川の国道12号線で、時速100キロ以上で暴走した車が、中央分離帯を乗り越え
、反対車線の車と衝突し、小学校教諭の中島朱希さん38歳が死亡した事故。
過失運転致死と酒気帯び運転の罪で起訴された石崎勝彦被告について、
旭川地検は、より刑罰の重い危険運転致死罪に切り替える方針であることがわかりました。
旭川地検は、当初、石崎被告について、ハンドル操作を誤ったとして過失運転致死などの罪で起訴しましたが、
遺族側が、事故は飲酒の影響があったとして、より刑罰の重い危険運転致死罪に変更するよう求めていました。
遺族側によりますと、旭川地検は再捜査の結果、罪名を変更することを7日、伝えてきたということです。
旭川地検は、8日遺族に方針を伝える予定です。
( 7月7日(木)18時04分)


HTBニュース  2016/07/07(木) 16:18

独自!旭川の飲酒事故 訴因を危険運転致死罪へ

 今年5月、旭川で起きた飲酒運転による死亡事故で、旭川地検は当初、過失運転致死などの罪で起訴した男について、
より罪の重い危険運転致死罪に切り替える方針を固めました。
 旭川地検は7日、過失運転致死罪などで起訴した石崎勝彦被告の罪を、危険運転致死罪に切り替える方針を遺族らに伝えました。

この事故は今年5月に旭川市内で猛スピードで飲酒運転をしていた石崎被告の車が突っ込み
小学校教師の中島朱希さんが亡くなったものです。
旭川地検は「ハンドル操作のミスが事故の原因」として、過失運転致死などの罪で石崎被告を起訴しましたが、遺族らが危険運転の適用を求めたことで
再捜査を行われ、訴因が変更されることになりました。




2016/07/08 北海道新聞  危険運転に訴因変更へ
旭川地検5月の飲酒死亡事故

 【旭川】旭川市内の国道で5月に飲酒運転の乗用車とワゴン車が正面衝突し、ワゴン車の同市内の小学校教員中島朱希(あき)さん(38)が死亡した事故で、
旭川地検は、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの罪で起訴した上川管内東川町の農業石崎勝彦被告(51)について、
より量刑の重い同法の危険運転致死罪に訴因変更する方針を決め、7日、中島さんの遺族らに伝えた。
 中島さんの夫康博さん(43)ら遺族は6月、「被告は大量の飲酒の上、異常な高速度で車を運転した」として、
旭川地検と札幌高検に訴因変更を求めていた。地検は事故原因をあらためて検証した結果、危険運転致死罪を立証できると判断したとみられる。
 康博さんは「単なる『ハンドル操作ミス』の過失で裁かれるべきではない。まずは安堵(あんど)しています」とのコメントを発表した。
 自動車運転処罰法の危険運転致死罪は最高刑が懲役20年で、過失致死罪は同7年。2014年、小樽市で海水浴帰りの女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件で、
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪で起訴された被告について、札幌地検は遺族らの要請や署名活動を受け、同法の危険運転致死傷罪に訴因変更している。

発足のきっかけは「小樽ドリームビーチ飲酒4人死傷事故が過失致死で起訴されたことでした。
すぐさま、街頭署名を開始。最高裁への訴えも行った結果危険運転致死傷罪でへの訴因変更となりました。
その最中に知り合った新藤利一さんらで「北海道飲酒根絶条例」制定の活動を知り、関わることとなりました。

飲酒運転根絶条例施行から初の飲酒運転根絶の日。
午前中は空知振興局などが主催の決起集会で講演をしました。

しかし話し始める前から寝てる人が!凸(▼▼)
その前の岩見沢市長や岩見沢警察署長の話も聞いてなかったのか?と思いつつ、講演を始めましたが我慢の限界が。

...「話の途中ですが一旦すいません。ずっと寝ている方何人もいますね。飲酒運転を無くそうとの思いを持ってこの決起大会に参加されてるのではないのですか?
随分失礼な態度ですよ。ここにいる方々が先頭に立って声を上げなければならないのに、寝てるって何ですか!真剣に聞いてくれている方にも失礼な態度です!」

その後は皆、姿勢よくちゃんとした態度でしたが。○○協会とか名前入りジャンバー着てよく寝れるもんだ。

講演終了後は小樽ドリームビーチに向かいました。
思ったより暑く、人もそれなりにいました。
飲酒運転根絶を訴えを浜辺を歩き回り、その後は事件現場に行き献花をしました。

…が!小樽市ふざけるな。
ただ道路狭めてガードレール立てただけで、歩道は大きなゴツゴツした石を引いただけ。
足は挫くし、両足親指に水ぶくれ出来て割れて皮むけたじゃねーか!

「みんな歩道歩かず車道を歩くので、歩道を歩くように導いて下さい」じゃないわよ!

ベビーカーなんか押せないし、子供が遊び疲れて抱っこなんかして歩くなんて絶対無理。
命を守るものにお金をケチるな!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
北海道新聞  2016.6.14

小樽市銭函で海水浴帰りの女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件が発生して2年となった13日、 おたるドリームビーチ では 飲酒運転 根絶に向けた決起集会や事故防止の啓発活動が行われた。道条例で制定された初の「飲酒運転根絶の日」でもあり、ビーチでは関係者が海水浴客に飲酒運転禁止のチラシを配ったほか、事故現場には花が手向けられ、被害者の冥福を祈ると共に再発防止を誓った。

 「飲酒運転をしないで。見つけたら警察に通報して」。2003年に空知管内南幌町で起きたトラック事故で長女=当時(14)=を亡くした同町在住の白倉裕美子さん(46)が海水浴客に呼び掛けていた。白倉さんは「飲酒運転をさせないという周囲の声、目がなければ悲惨な事故はなくならない」と訴える。

 大学生有志らによるアルコール問題対策委員会の新藤利一委員長(33)は、アルコール検知器を使ってドライバーの飲酒をチェックした。新藤さんは「ここから飲酒運転の根絶が広がってくれれば」と願う。

 決起集会が開かれたビーチ駐車場では同ビーチ協同組合の筒井弘子理事長が飲酒運転根絶宣言を述べ、二度と悲惨な事故を起こさせないことを誓った。

 仕事仲間と家族ら11人で訪れた石狩市花川の自営業猪又祐也さん(31)は「運転手の僕はノンアルコールビール。『ばれなければいい』という後先考えない行動はダメだ」と話す。札幌市東区の会社員、亀石要さん(37)は「飲酒運転は個人の意識の問題。特に学生など若い世代は自分が痛い目に遭わないと怖さを実感できないので、刑罰を重くするなどの方策が必要」と厳罰化を求めた。

 事故現場で献花した白倉さんは涙ながらに語った。「悔しいですよね。楽しかった時がここで終わった。事件を風化させてはいけない」



活動の一部の紹介

第二回「飲酒運転根絶条例」制定検討会に学生2名、被害者の会メンバー6名で意見を述べてきました。

会として、要望書を提出先。...私は発言資料を渡した上で、要望事項、議員案に対しての意見を述べてきました。
今後も条例制定に際し、遺族が関わっていくことを約束して頂きました。

北海道の条例作成に際し、こちら側として譲れない部分が明確になったので今後も意見を述べていこうとおもいます

6月28日、ご遺族は代理人の被害者参加弁護士(青野渉弁護士)とともに、旭川地検の上級庁である札幌高等検察庁を訪ね、危険運転罪への訴因変更を強く求めました

この訴因変更を支援する「中島朱希さん被害死事件 被害者等連絡会」(この日は、高石、白倉夫妻、前田の4人・・・2年前の小樽事件の被害者等連絡会のメンバーです)も、
高検面談の冒頭に同席し、高検検事長宛て要望書(後記)を提出。危険運転致死罪の制定、改正を求めてきた遺族・被害者団体の強い思いを伝え、旭川地検への適切な指導を求めました

2015.12.20

「飲酒運転のない砂川市を目指す決起集会」が砂川市地域交流センターゆう 交流スペースで開催されました。

アルコール問題対策委員会の主催で行われた「飲酒運転のない砂川市を目指す決起集会」は、砂川市議会議員らや、
市役所職員、砂川自動車学校副校長や市民の方など多くの方の参加がありました。

私は道内の遺族講演として、お話させて頂きました。...
砂川一家死傷飲酒事件の現場に行ってきた事、事件で唯一命が助かった女の子が
「自分だけが生き残った事を苦しまないように見守ってほしい、せめて失われた家族の命が砂川市から飲酒事件が無くなり多くの命を救っているのだと思えるよう、
市民が一丸となり飲酒運転を撲滅して欲しい。北海道の先頭を走る市になってほしい」と伝えました。

その後、砂川市の子どもたちが「飲酒運転の無い砂川市が好きです❢」と市議に、飲酒運転撲滅宣言車と書かれたステッカーを手渡しました。

そして「飲酒運転ゼロ」を手と手をつなぎ、宣言しました。

どうか飲酒運転が無くなりますように。
交通死ゼロになりますように。

条例制定後、初の飲酒根絶の日 2016.7.13

   5月4日に発生した旭川の飲酒暴走運転死亡事件ご遺族と共に
札幌高検に訴因変更を訴えてきました。

7月19日に初公判と期日をそのままに、危険運転致死傷罪を視野に再捜査と言われてもご遺族としては初公判直前に「危険運転致死傷罪は無理でした」となる事を懸念されてますから
ご遺族とは別に要請書を提出し、「このような判断ばかりしていたら飲酒運転は無くなりません
直線道路は限界速度が不明なので、120kmでも危険とは言えないというのも美紗の事件が起きた13年前と変わっていない。
このような事件は危険運転致死傷罪で起訴し市民目線で判断してもらうべき」と意見してきました。

『飲んだら運転しない』
なぜ、それだけの事が出来ないのだろうか。

司法もなぜ変わらないのだろうか…

制定になりました!

北海道飲酒運転 根絶条例

旭川で飲酒運転事故 男「缶ビール3本飲んだ」

4日夜、旭川市内の国道で乗用車とワゴン車が正面衝突し女性が死亡しました。逮捕された男は、「運転前に缶ビールを3本飲んだ」と話しているということです。
旭川市内の国道で4日夜、乗用車が反対車線にはみ出してワゴン車と正面衝突しました。ワゴン車を運転していた小学校の教師、中島朱希さん38歳が死亡しました。
乗用車の石崎勝彦容疑者51歳は、呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、現行犯逮捕されました。
亡くなった中島さんは休日出勤をしていて、学校から帰宅する途中に事故にあったということです。
石崎容疑者は「運転前に500mlの缶ビールを3本飲んだ」などと話していて、警察は日常的に飲酒運転をしていた可能性も含め調べています(HTBニュースより)

悪質極まりない飲酒運転で、またも過失で起訴!(旭川地検)