長野県で発生した飲酒運転による、中3死亡事件

~和田樹生くん(愛称・ミッキー)15歳の命~




私は、この事件をずっと人々の記憶に残しておかなければならないと思い
このページを作成することにしました。

これほど「命」を軽視し、
遺族を馬鹿にした『検事』『検察庁』の対応には怒りと憤りしかありません。

一人の男の子の生きた証、そしてその尊厳と帰らぬ命の重さを必死に訴えた両親の闘いです。


事件概要


被告人・○田○正(妻子あり)は仲間と居酒屋で飲酒後、
二次会のボーリングへ1人で車に乗り、104.4m、前方を見ない
前方不注視で、70cmもセンターラインオーバーという運転で
70~80kmのスピードのまま、息子を約44.6m先の歩道にはね飛ばしました。

急ブレーキは踏まず、車を95.5m先に停車。
一度は現場に戻り横断歩道上の樹生の靴を確認したが、
樹生本人は周囲を少しみた程度で再び車に戻り、斜向かいのコンビニで「口臭消臭粒」を購入。

飲酒発覚を誤魔化すため半分くらい一気に食べました。

被告人は救急、警察の通報も行なっておらず、救護より飲酒を隠蔽する行為を優先しました。

その後通行人の方が息子を見つけてくれましたが、着衣が乱れていた為、
酔っ払いが寝ていると勘違いしてしまい、救急通報ではなく警察に電話。


そこに被告人が駆け寄り、嘔吐物の詰まった息子の気道の確保もせず人口呼吸。
一緒に飲んでいた仲間が駆けつけ、救急車に電話するが、到着したのは事故から20分以上経ってからでした。

現場は自宅マンション前の横断歩道中央。
樹生の服装はオリーブグリーンのパーカーにベージュのズボン、赤のリュック。

被告人のアルコール検査は事故から30分、居酒屋を出てから50分が経過してから行われ、
呼気検査数値は0.1mgと飲酒運転基準値以下。








樹生の状況


樹生の転倒地点付近の高さ120㎝のフェンスが歪んでおり、
背負っていたリュックがフェンスを越えて落ちていたことから、
フェンスに衝突して歩道にはね飛ばされた可能性が高い。

推定速度時速76Kmは衝突地点から転倒地点までで算出され、
フェンスにぶつかり、フェンスを曲げた分の力(速度)を速度算出に入れるよう
再捜査を依頼しましたが認められませんでした。