捜査に進展が見られないため、再度上申書を提出。
防犯カメラの映像も公開されることになりました。

大阪府警本部

坂口 正芳 本部長殿

                      

 上申書

平成24219日午後920分頃、大阪府北区天神橋の府道において発生した交通死亡ひき逃げ事故(とされている)事件につきまして、大阪府警による捜査、大淀警察署における捜査の開始など、先般提出いたしました上申書での訴えを聞いて頂きました事で捜査進展に期待を抱く事ができ、いまは早期の被疑者検挙の日を待ち続けている次第です。

 

 

大阪府警および大淀警察署の捜査について

日々犯罪の絶えない社会の中、犯人の捜索を継続いただき、現在までに結果的には被疑者ではなかったものの、捜査の進捗状況を知ることができる事に少しずつひき逃げ犯を追い詰めているであろうと期待を抱いていますが、いくつか不安に思う点もあるため上申書を提出いたします。

 

 

被疑者の特定と赤い自転車

 

被疑者の乗っていた「赤い自転車」ですが、警察や各報道により「自転車のひき逃げ事件の犯人の自転車の色は赤」と世間に周知されたものと思われます。

 

警察においては、詳細な被疑者画像を持っていることから人物特定は可能とは思いますが、人物特定の決定的証拠を何としているのかを知りたいのです。

事件発生からの時間経過や様々な事を考慮した場合、被疑者の証拠隠滅(自転車の処分・破棄)が十二分に考えられる状況であり、事件捜査により被疑者特定に至ったとしても、事件の際乗車していた赤い自転車はすでに存在していない事が想定されるものと思います。

 

加えて、現在の捜査対象者(被疑者捜索)を「赤い自転車の所有者」としているのならば、被疑者にたどり着く可能性が無い事になります。

 

以前の上申書にも書きましたが、被害者が自転車乗車中の出来事であり、その場から同じく自転車乗車中の人間が倒れる(倒れている)被害者を確認しつつもその場からいなくなった被疑者に対し「ひき逃げ交通事故」として捜査がなされ続けているのならば被害者・被疑者の自転車は重要な証拠となります。

 

しかしながら、事件発生翌日に警察から「事故ではなく事件」と言われ、証拠品の任意提出や「自転車同士は接触していない」「相手の右腕が、被害者の右腕を押した事件」相手の右腕が被害者の右腕を押した事件であるから、微量繊維を検出する」との説明経緯と、現在までに被疑者が自転車の処分・破棄を行なっている事が十二分に考えられる状況であり、事件捜査により被疑者特定に至ったとしても、事件の際乗車していた赤い自転車はすでに存在していない事が想定される事、自転車が接触した交通事故ではなく、押された事が原因での頭部損傷による死亡事件であるならば交通事故ではない重犯罪となるこの事件での、被疑者捜索、割り出しの際に「赤い自転車」保有者を念頭においての捜査を行うには、事件発生からの時間が経過し過ぎているものと思うのです。

 

 

被疑者特定のために

 

公開頂きました画像の荒さでは、「男なのか女なのか」「メガネの有無すらわからない」「こんな画像公開で何を市民に求めているのか」など様々な意見が聞かれます。

私としましても、当初の約束では「防犯ビデオの公開」「私が警察署で拝見した画像」の公開であると信じて疑う余地のない会話であったと記憶し、大きな1歩となり得るはずの画像公開とは至りませんでした。

 

それでも、画像を1枚公開して頂いた事には感謝の念を忘れてはいません。

 

画像公開からはや2カ月経過した現在までに、有力な情報の提供までにはたどり着いておりません。そこで新たな画像公開を求めるものです。

あまりに鮮明な画像を公開すると逆に混乱する、情報が錯綜するなどの懸念を持たれると消極的な返答が来るのかもしれませんが、

あえて、防犯カメラの公開もしくは鮮明な画像を公開してはいただけないでしょうか。

現在公開された画像の被疑者と思われる人物は、『横顔、サングラス、白いマスク』姿で、それでなくとも顔がはっきりと映っているわけではありません。

であるにもかかわらず、画像の荒い静止画の公開ではこれ以上の情報提供者が現れるのか不安でなりません。

 

「自転車も処分したし、あんな画像で特定されるはずがない」

と、ほくそ笑んでいる犯人の姿が頭から消えないのです。

 

どうか今一度、事件の早期解決に向けて、犯人逮捕のために新たな画像公開を求めます。

 

大阪府警はじめ、積極的な捜査が行われていると信じているからこそ、前回提出の上申書に記載し、調べてほしいと訴えた不審なメールを送るなど被害者・須古への事件関与等が不明であり、病院や警察へ出入りしていた「自称・吉永」について言及を控えていります。会社の金銭の消滅等の不可解な状況も含めてです。

事件当日、被害者を誘い出し、事件後から救急通報がなされる直前まで電話・メールを発信し続け、救急からの連絡には「そんな人知らない」と答えながら、その時点から一切のメール・電話発信をやめるなど、行動が不審な人物への捜査を行なわないばかりか、「吉永さんはここで号泣したからええ人や」と警察官は怒鳴りあっさり事件関与を否定したこと、警察官と自称・吉永と関係も含めまだ答えていただけていないたくさんの問題点についてもその答えを求めていません。

 

なぜなら、犯人逮捕が一番の望みであり、徹底的な捜査が行われているならば

そのいずれにも必ずいつかたどり着き、関係性が明らかとなると信じているからです。

 

赤い自転車を探すのではなく、被害者を押し倒し死亡させた犯人が1日でも早く捕まることを願い上申します。

どうか、この声を聞いて下さい。よろしくお願いいたします。

 

                          以上